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【徹底解説】
トイレのつまりの原因と解消法

トイレのつまりの原因と解消法について解説します。

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水道は、使うと排水をしなければなりません。水は排水管へ流れていきますが、さまざまな異物も同時に流れていくため「つまり」を起こしてしまうことがあります。

特にトイレのつまりは日常生活を不便なものにしてしまいますので、早めに解消しなければなりません。

本記事では、トイレのつまりの原因と解消法について解説します。

トイレのつまりの原因と解消法

コラムの目次

1. トイレがつまる原因 ・水に流れにくいものを流している ・流水量が少ない ・経年劣化によるつまり 2. トイレがつまるとどうなる? ・トイレが流れにくくなる ・トイレから悪臭が発生する ・トイレが逆流する ・トイレの水位が変化する ・トイレからおかしな音が発生する 3. トイレのつまりを解消する基本的な道具 ・ラバーカップ ・パイプクリーナー(薬剤ではない) ・高圧洗浄機 4. トイレのつまりを自力で解消するデメリット ・汚れる ・手間がかかる ・解消できない可能性がある 5. トイレのつまりは放置できない ・トイレを流せなくなってしまう ・トイレが逆流してしまう ・アパートやマンションだと下の階に迷惑がかかる ・自然に直るケースもある 6. 薬剤のパイプクリーナーを使ってはいけない理由 ・トイレ用ではない ・成分から考えると適切ではない ・便器や排水管を傷つけるリスクがある 7. 費用を考えると自力の方がメリットが大きい? ・自力だとデメリットも多い ・業者に任せると費用は掛かるが手間はかからない ・費用対効果を考えると業者に任せた方がメリットが大きい 8. トイレつまりは高圧洗浄機は必須? ・高圧洗浄機を使わないで済むケースはある ・配管の奥のつまりは高圧洗浄機が必要になるケースが多い ・高圧洗浄機の購入費用と業者の依頼費用を比較すると? 9. トイレつまりは業者に直してもらうべき ・業者に直してもらうべき理由 ・業者に直してもらうことによるメリット ・業者にトイレつまりを直してもらう際の費用相場 10. トイレつまりを直してもらうべき業者の選び方 ・急ぎでなければ相見積もりを実施する ・ネット上の情報も参考にする ・見積もりの内容や担当者の応対品質も見ておく 11.【まとめ】トイレのつまりは業者に解消してもらおう

トイレのつまりの原因と解消法

トイレがつまる原因

トイレの水回りではさまざまなトラブルが起こりますが、中でも「つまり」に困った経験のある人は多いと思います。たいへん厄介なトラブルですよね。

そもそも、なぜトイレはつまってしまうのでしょうか?

水に流れにくいものを流している

つまりを起こしがちな原因は、「トイレに流してはいけないものを流している」というものです。

トイレは排泄物を流すことに特化している水回りの設備です。それ以外のものを流そうとすると、排水管の中で詰まってしまうリスクがあります。

では、トイレに流してはいけないのはどのようなものでしょうか。

それは、次のような「水に流れにくいもの」「水に溶けにくいもの」です。

小物やスマホなど

トイレに持ち込んで落としてしまう代表的なものは、ボールペンやライターのようなポケットに入る「小物類」、そして「スマートフォン」などです。

便器から立ち上がった際にうっかり落としてしまい、気が付かずにそのまま流してしまうと、つまりが起こります。当然ながらこれらの物品は水に溶けることがありませんので、排水管のどこかで詰まってしまうのです。

これらのものをトイレに落としてしまった際には、不衛生ではありますが、きちんと拾って、意図的に流してしまうような事態を避けてください。

お掃除シート

お掃除シート

お掃除シートは、よく「トイレに流せる」と書かれていますが、実はトイレに流せないことがあるもの代表です。

「トイレに流せるトイレクリーナー」という謳い文句は嘘なのか? と思われるかもしれませんが、実はそこには大きな落とし穴があるのです。

トイレットペーパーの場合は、水に流したときのほぐれ具合を示すJIS規格があります。しかしお掃除シートにはそれがないのです。

つまり、実際にはトイレに流しても水に溶けないような作りになっているお掃除シートを、知らずにトイレに流している方が多いということです。

中には、JIS規格をクリアしたトイレットペーパーと同等クラスで、水に溶けるとされるお掃除シートもありますが、それでも一度に大量に流した場合には、十分にほぐれず、詰まってしまうことがあります。

ペット用のトイレ砂やペットの糞

お掃除シートと似ていますが、「ペット用のトイレ砂」などもトイレをつまらせる原因になります。

このペット用のトイレ砂にも、トイレに流せる性能のものと、そうでないものがあるのです。

ペット用のトイレ砂は日常的に捨てるものですから、それがトイレに流してはいけないものだと、トイレがつまりやすくなって大変困ると思います。

さらに、「ペットの糞(ウンチ)」にも注意が必要です。

ペットの糞をトイレに流してもいいかどうかということは、自治体ごとに決まりが異なっているのです。

トイレに流してはいけないという自治体では、可燃ごみとして処分しなければならないことが多いようです。

また、ペットの糞は人間の便とはやや性質が異なります。

外を散歩する犬や猫の場合だと、散歩中に誤飲した小石や葉っぱなどが便に付着している可能性があります。当然、これらの異物はトイレの中でつまります。

ペットが水の摂取量が足りない場合には、人間の便よりも水分含有量が少ないこともあります。この場合も、十分に水に溶けずにトイレの中でつまることが多いようです。

このようなリスクがありますので、ペットの糞やトイレ砂は自治体の指示に従い、可燃ごみなど適切な処分方法で処分しましょう。

衛生用品

オムツ

間違ってトイレに流してしまうことが多い物としては、「衛生用品」があります。つまり生理用ナプキンやおむつなどですね。

これらの衛生用品のほとんどは水に溶けません。トイレに流すと、確実につまりの原因になります。

また、ティッシュペーパーや赤ちゃん用のおしりふきの中にも、水に溶けないタイプの商品が多くあります。これらもトイレに流してしまうとつまりの原因になるでしょう。

これらは「なんとなくトイレに流しても良さそう」と思ってしまいがちなのですが、実際にはトイレに流してはいけない商品がたくさんあります。

日常的に使用する物ばかりですから、それだけ頻繁にトイレに流すことになり、つまってしまうリスクを高めます。

嘔吐物

吐瀉物もトイレに流すことがあると思います。しかし嘔吐した際の「嘔吐物」は絶対にトイレに流してはいけません。

いかにも不衛生で速やかに処分したいものなので、手軽にトイレに流してしまいたいと思ってしまいますが、実際には嘔吐物はトイレに流れないのです。

なぜなら、吐しゃ物には水に溶けない未消化の食べ物や油分が多く含まれているからで、これらは排水管の中で詰まりやすい性質を持っています。

簡単にトイレに流してしまいたくなるのをグッと我慢して、できればビニール袋などに吐き、よく縛って可燃物としてごみに出して処分してください。

大量のトイレットペーパー

トイレットペーパー

トイレットペーパーは水に溶けるので、トイレに流していいものですが、「大量に流す」となると、ちょっと問題があります。

大きな塊でトイレットペーパーを流すと、どうしても溶け残りが発生して、排水管のどこかでつまってしまうからです。

一般的な排泄で用いる使用量であれば問題ありませんが、何らかの理由で大量にトイレットペーパーを流してしまうとトイレをつまらせます。

どうしても大量のトイレットペーパーを流さなければならない場合は、何回か小分けにして流すなどして、一度に大量のトイレットペーパーを流してしまわないようにしましょう。

流水量が少ない

流水

トイレを流す水の量が不十分だと、つまりやすくなります。

流水量が少ないと排泄物やトイレットペーパーがしっかり流れなくなり、排水管の途中でつまりを起こしてしまうのです。

水量が少なくなっている理由はいろいろ考えられますが、節水や水道料金の節約のために、意図的に流水量を少なくコントロールしている人もいると思います。

しかし、トイレを流す水の量が少ないと、トイレがつまるだけでなく、さまざまな問題を引き起こしてしまいますので、やめたほうが無難です。

十分に流れなくなることで排泄物やトイレットペーパーのカスが流れずに戻ってきて、見た目が悪いだけでなく、悪臭の原因にもなります。

便器内にも汚れが残りやすくなるので、しょっちゅうトイレ掃除をしなければならなくなり、手間が増えます。

このようなデメリットがあるので、トイレつまりを回避するためにも、十分な水量を流せるようにしてください。

なお、トイレタンクや排水管に何らかの問題があって流水量が少なくなっているというケースもあります。心当たりのない方は原因を特定し、必要に応じて修理業者を手配して直してもらってください。

経年劣化によるつまり

トイレがつまりを起こす理由には、「トイレや排水管自体が経年劣化により機能が低下している」というものもあります。

築年数が古い住宅の場合、トイレや関連設備も建物と同じように劣化が進んでいますから、排水能力が大幅に低下していて、つまりを引き起こしていることもあるのです。

排水管というものは目に見えないようになっていますから、劣化してもそれに気づくことがなかなかできません。

築年数が古く、かつリフォーム等をしていない場合であれば、経年劣化が原因でトイレがつまりを起こしていることを疑ってみましょう。

築年数20年以上で、トイレや関連設備の修理交換等を行っていない場合は、経年劣化が原因である可能性が高いでしょう。
もちろん、トイレの使い方や地震などの外的要因によって、もっと短い期間で劣化が進んでしまうケースもあります。

トイレのつまりの原因と解消法

トイレがつまるとどうなる?

トイレがつまるとどのようなトラブルになってしまうでしょうか。

トイレが流れにくくなる

トイレがつまりを起こすと、トイレの排水はだんだん流れにくくなっていきます。

トイレがつまっているということは、排水管内部のどこかで異物が堆積しており、それが排水管内の水の流れを阻害しているのです。

つまりが深刻な状況になればなるほど排水時の水が流れにくくなるので、最終的にはまったく水が流れない状態になると思います。

つまり、「なんだか最近トイレの水が流れにくくなっているような気がする」と感じたら、それはトイレがつまりはじめているサインなのかもしれません。

トイレは日常的に使用する設備ですから、流れにくくなっているだけならまだしも、まったく流れなくなって使えなくなると大変不便です。深刻なトラブルに発展する前に、速やかに業者を手配して修理してもらうことをおすすめします。

トイレから悪臭が発生する

悪臭

トイレがつまりを起こすと、「悪臭」が発生します。

トイレの排水管でつまりが起きると、そのつまりによって溜まった水が徐々にトイレ側に戻ってくる「毛細管現象」が起きます。

この毛細管現象が起こると、便器内に溜まった「封水」にまで排水管内の排水が流れていってしまうので、排水管の臭いが逆流してトイレに悪臭が漂ってしまうことになります。

トイレが逆流する

トイレがつまると、水が「逆流」を起こしてしまうことがあります。

トイレの水を流すたびに逆流して、トイレ内が水浸しになってしまい、大変困ります。トイレに入れなくなり、悪臭も激しいので、もはやトイレを使用できない状態です。

トイレの水位が変化する

トイレがつまりを起こすと、便器の水位が変化します。

トイレの奥がつまっていると水が溜まりすぎて上がってくるのです。

試しに水を流してみて、水が正常に勢いよく流れるかどうかを確認してみましょう。もし水位がさらに上がってきたら、つまりが起こっている可能性が高いでしょう。

このとき、つまりを解消しようとして何度も水を流し続けてしまうと、あふれ出してしまうこともありますので、注意が必要です。

もし水位が上がってしまったら、「水を流す」以外の方法でトイレのつまりを解消しなければなりません。

トイレからおかしな音が発生する

トイレがつまりを起こすと、便器の奥から「異音」が発生することがあります。

つまりの原因となっている異物が流れようとしているのに流れていかないために、この異音は発生しています。

排水管内に固形物がつまっていると、水に溶けないためなかなか流れません。無理に流そうとするとトイレが逆流したり、排水管が故障したりする可能性があり、大変危険です。

つまっている異物によって適切な対応方法が異なりますので、まず何を流してしまったのか、つまっている物の正体突き止めてください。

トイレのつまりは、さまざまな困った症状をもたらします。
少しでもトイレでおかしな点に気づいたら、トイレがつまりを起こしているサインであると疑って、すぐにメンテナンスしましょう。

トイレのつまりの原因と解消法

トイレのつまりを解消する
基本的な道具

軽度のトイレつまりの場合は、ホームセンター等でさまざまな道具を購入してくれば、業者に依頼しなくてもつまりを解消できることがあります。

トイレのつまりを解消するのに必要な道具は、次の3つです。

ラバーカップ

ラバーカップ

「ラバーカップ」は、「トイレスッポン」や「プランジャー」とも呼ばれます。おそらく一度は見たことがある、棒の先端にゴム製の半球状のパーツが付いたおなじみの道具です。

ラバーカップの使い方は、トイレの排水口にゴム製のパーツを押し付けてつぶすような形にすることで、真空状態を作り出し、その状態のまま引っ張って、排水管内のつまりを解消する、というものです。

この動作をしても便器の中の水が減らないようなら、まだつまりは解消されていない状態です。カップを便器から離さずに、再度、小さくグッグッと押し引きする動作を繰り返してみてください。

これによって水位が下がってきたと感じられたら、洗浄レバーを半分だけ回して、水を少し流してみましょう。トイレタンクに給水されて音が止まった時点で、便器内の水がいつもと同じくらいの水位になっていたら、トイレのつまりをうまく解消できたということです。

軽度のトイレつまりは、上記のようにラバーカップで解消できますので、ご自宅に常備しておくと安心できるでしょう。

パイプクリーナー(薬剤ではない)

トイレクリーナー

「パイプクリーナー」は、ワイヤーの先端に特殊なパーツが付いていて、それで排水管内部の異物を粉砕して洗い流す道具です。

パイプクリーナーにも「トイレ用」があります。「トイレクリーナー」「パイプクリーナー(トイレ用)」などと書かれているものを購入してください。

パイプクリーナーをつかってトイレつまりを解消する前に、必ず便器の排水路の向きを確認して、トイレを流した際に水が流れて行く方向にワイヤーの先端を向けて挿入してください。

次に、軸の棒をゆっくり押し込んで、何かに当たってそれ以上進めなくなったら取手を回してください。

ワイヤーの先端はバネのような「らせん状」になっています。このらせん状のヘッドパーツが硬まった詰まりを粉砕してくれます。

詰まっていた物が流れると、便器の水位が下がるはずです。水が引いたらワイヤーを引き抜きましょう。

最後にトイレを流して正常に流れることを確認してください。要領は上記のラバーカップと同様です。

頑固なつまりの場合はラバーカップでは解消できませんが、パイプクリーナーを使えば解消できることがありますので、これもお近くのホームセンターで購入して、常備しておくと便利です。

購入するときに「トイレ用のワイヤークリーナー」と伝えると、間違った商品を買ってしまうことがないでしょう。

高圧洗浄機

高圧洗浄機

「高圧洗浄機」は、圧力をかけた水を噴射することで汚れを落とす道具です。

最近では、自動車や家の外壁などを清掃するのに使う人も多いようです。

配管洗浄用のパーツを購入すれば、高圧洗浄機も排水管につまった異物を排除するために大いに役立てられます。

ただし、排水管を傷つけないために、できるだけ水圧を低くしておいたほうがいいでしょう。

高圧洗浄機を使ったトイレつまり解消の作業手順は、まず強い水圧で跳ね返った水でトイレ室内を水浸しにならないように、ビニール袋で便器を覆います。このビニール袋の底面中央に、高圧洗浄機のホースを入れる穴を開けておくと、スムーズに作業できるでしょう。

次に、排水溝の入り口あたりから低めの水圧で噴射を始め、徐々に水圧を上げながらゆっくりと奥の方へ押し進めていきましょう。

つまっている箇所に直接噴射してしまうと、つまりの原因になっている異物が奥に押し込まれ、排水管の奥で詰まってしまう可能性があります。注意してください。

時々、ホースを出し入れして噴射を続けて、便器に溜まっていた水が流れ出したらつまりが解消されたサインです。

あとは水を流してみて問題なく流れれば、作業完了です。

つまりの原因となっている異物が水を吸収する性質をもっていることがわかっている場合は、高圧洗浄機は使用しないほうがいいでしょう。
なぜなら、噴射された水を異物が吸水することによって、余計につまりが悪化してしまう可能性があるからです。

トイレのつまりの原因と解消法

トイレのつまりを自力で
解消するデメリット

前項で解説したような方法でトイレのつまりを解消できれば、わざわざ業者に依頼しなくても済みます。

ただ、自力でトイレつまりを解消することには、以下のようなデメリットもあります。

汚れる

自力でトイレつまりを解消すると、どうしても汚れてしまいます。

トイレつまり解消の作業をしているうちに、排水管の水がトイレ側に逆流してしまう可能性があるからです。

特に高圧洗浄機を使用するような場合は、高圧で噴射された水が下水側に流れずに逆流してくることがあるので、トイレ室内だけでなく、作業している人までトイレ排水をモロにかぶってしまうことがあります。

手間がかかる

自力でトイレつまりを解消するのは、やはり手間がかかります。

道具がなければホームセンターなどに行って買ってこなければなりませんし、作業の前にはトイレ室内が汚れないように養生し、作業そのものにもそれなりの時間をかけなければなりません。言わば半日仕事となってしまうのです。

それによってつまりがうまく解消できればまだ良いのですが、なかなかつまりを解消させることができないこともあります。

解消できない可能性がある

自力でトイレつまりを解消しようとして、結局つまりを解消できなかったという結果に終わってしまうこともあります。

適切な道具を準備しても、つまりが重度の場合は簡単には解消できないこともあります。

先ほども触れたように、つまりの原因となっている異物に給水する性質があると、高圧洗浄機での作業は余計につまりが悪化させてしまうことがあるので禁物です。

苦労して作業しても、結果的につまりを解消できなければ何の意味もありません。骨折り損のくたびれもうけ、ということになります。

ラバーカップなどはそれほど高価な掃除道具ではありませんが、高圧洗浄機ともなると、付属品も含めて1~2万円の出費を覚悟しなければなりません。
トイレつまりを解消するためだけに購入したのに、結果的につまりを解消できなかったら、その数万円が無駄になってしまいます。

トイレのつまりの原因と解消法

トイレのつまりは放置できない

トイレがつまっていることに気づいても、面倒なのでそれを放置してしまっていませんか。

トイレのつまりを放置することのデメリットについて説明しましょう。

トイレを流せなくなってしまう

トイレのつまりを放置すると、「トイレを流せない」ままになってしまいます。

つまっているのですから、水を流しても排泄物は流れていきません。

したがって、つまりが解消されるまでトイレを使用できないということになってしまうのです。

排泄行為は毎日行うものですから、トイレが使えなくなったら本当に困りますよね。どこか別の場所にトイレを借りに行きますか?

トイレが逆流してしまう

トイレのつまりを放置すると、水が逆流してしまいます。

逆流してくるのはただの水ではなく、汚水ですから、もし便器からあふれたら、トイレの室内は汚水まみれになり、我慢できないような悪臭が充満するでしょう。

アパートやマンションだと下の階に迷惑がかかる

アパート・マンション

トイレのつまりを放置すると、もっと厄介なことに発展する可能性があります。それは、「下の階の住人に迷惑がかかってしまう」というトラブルです。

トイレの排水管がつまると、排水管からの水漏れ発生を引き起こす可能性があります。

排水管は基本的に排水口よりも下に位置しています。たとえばマンションの2階以上にお住いの場合は、下の階にトイレの排水が漏れ出ることになるわけです。

アパートやマンションなどの集合住宅の場合、各部屋から出ている排水管は、敷地内で合流し、一つになる構造になっています。

アパート・マンションの給水管、排水管

つまりの原因となっている異物が、合流した先の配管内でつまってしまうと、近隣の部屋の排水も流れなくなってしまい、結果として建物全体の排水がうまく機能しなくなる可能性もあるのです。

このように、トイレのつまりは自分だけの問題ではなく、近隣住民への迷惑につながる可能性があります。それを念頭に置き、できるだけ早めに問題を解消する必要があります。

自然に直るケースもある

実は、トイレのつまりは、放置すると自然に解消される場合もあります。

たとえば排泄物やトイレットペーパーなど、水に溶けるものを一度に大量に流したことによるつまりの場合は、排水管内でそれらが次第に溶けていくことによって、自然につまりが解消されるのです。

とはいえ、「放っておけば自然に直るだろう」と高をくくり、その結果、大きな問題に発展してしまうこともよくあります。甘く考えず、トイレのつまりは積極的に解消するよう行動してください。

汚水が溢れて漏れ出てしまった場合、水漏れの修理には、汚水が漏れ出た個所の消毒作業なども含まれることになります。
また階下に水漏れしてしまった場合は、迷惑をかけた住人から損害賠償を請求されてしまうこともあります。
大きな被害になる前に、早めにトイレのつまりを解消する必要があります。

トイレのつまりの原因と解消法

薬剤のパイプクリーナーを
使ってはいけない理由

排水管のどこかがつまっている場合には、スーパーやホームセンターなどで販売されている「薬剤のパイプクリーナー」を利用することで解消できることもあります。

しかし、トイレつまりの場合、市販のパイプクリーナーを使用すると危険ですので、注意してください。

トイレ用ではない

まず、市販されている黄色や赤色のボトルのパイプクリーナー薬剤のパッケージをよく見てください。「トイレ用ではない」と明記されているはずです。

市販のパイプクリーナー薬剤は強アルカリ性で、トイレで使用する酸性の薬剤とは異なり、トイレットペーパーなどの固形物を溶かして除去する効果はありません。

パイプクリーナー薬剤が効果を発揮するのは、主に皮脂や石鹼カスや髪の毛、油や食材カスが原因の「ぬめり除去」です。

お風呂やキッチンの排水口の洗浄・つまり予防にはパイプリクリーナーが適していますが、トイレつまりの原因を解消するためには役に立ちません。

トイレつまりの原因が嘔吐物のように食材が混入している場合には、パイプクリーナー薬剤が効果を発揮することはあるかもしれません。しかしそれは例外で、ほとんどのケースではパイプクリーナー薬剤がトイレつまりを解消することはないということを念頭に置いてください。

成分から考えると適切ではない

パイプクリーナー薬剤はトイレつまりを解消できないだけでなく、実は住人の健康を損なうことにもなる危険な行為です。

パイプクリーナー薬剤は「塩素系」です。このためアンモニアと合わさることによって有毒なガスを発生させてしまいます。

ここで思い出してほしいのは、尿の中にはアンモニアが含まれているということです。

トイレ排水に含まれている尿のアンモニアと、パイプクリーナー薬剤が反応し、危険なガスを発生させてしまうリスクがあるわけです。

この有毒なガスを大量に吸ってしまうと、口や鼻、喉に炎症を起こします。

トイレは密室です。もしトイレ使用中に有毒ガスが発生したら、速やかにトイレを出て、換気を行ってください。刺激臭が感じられなくなくなるまではトイレに立ち入ってはいけません。

また、トイレつまりが軽度の場合には、「お湯」や「クエン酸+お酢」で解消できるのですが、パイプクリーナー薬剤はこれらと相性が良くありません。パイプクリーナー薬剤を使用すると、これらによってつまりを解消できなくなってしまいます。

便器や排水管を傷つけるリスクがある

トイレつまり解消のためにパイプクリーナー薬剤を使用すると、便器や排水管を傷つけてしまうかもしれません。

パイプクリーナー薬剤の中には、熱を発生させて排水管内の異物を溶解する働きをするタイプのものがあります。

過度な熱量は便器や排水管にダメージを与え、特に経年劣化で老朽化が進んでいる排水管にとっては、破損してしまう原因になる可能性があります。

プロの修理業者もつまりの修理に薬剤を使用することがあります。
ただしこの薬剤は市販されているパイプクリーナー薬剤とは成分がまったく異なるものです。
見よう見まねで、トイレ用ではないパイプクリーナー薬剤をトイレつまりに使用しないでください。

トイレのつまりの原因と解消法

費用を考えると自力の方が
メリットが大きい?

さて、自力でトイレつまりを解消しようとすることにはデメリットがあると上述しました。

しかし、業者を手配するとなると、やはり料金のことが気になると思います。

たしかに自力で解消するなら当然料金はかかりませんので、一見、経済的なように見えます。

ただ「費用対効果」を考えると、自力でのトイレ修理の方がコストパフォーマンスが大きいと言えるでしょう。

自力だとデメリットも多い

トイレのつまりに限った話ではありませんが、プロの修理業者がちゃんといるようなジャンルでは、自力で修理することにはやはりデメリットが伴います。

そのデメリットを無視してでも安く済ませたいという方もいるかもしれませんが、私たちプロフェッショナルとしては、基本的に自力でトイレのつまりを修理することはおすすめできません。

業者に任せると費用は掛かるが手間はかからない

業者に依頼してトイレのつまりを解消することの最大のメリットは、なんといっても「手間がかからない」ということです。

自力でトイレのつまりを修理するのは、やはり手間がかかります。

何もすることがなくて暇だ、という人ならいいかもしれませんが、トイレ修理に半日近い時間をかけるのは誰だって気が進まないはずです。せっかくの余暇の時間が奪われてしまうので、これは大きなデメリットだと思います。

業者に修理を依頼する場合は、連絡したり、見積もりの内容を確認したりするのに時間を割くことはあるものの、自分でトイレを修理する手間を考えれば、最小限の手間と言えます。

費用対効果を考えると業者に任せた方がメリットが大きい

つまり、業者に支払う料金の費用対効果はどうなのか、という視点で考えていただきたいのです。

業者に料金を払っても、それで得られるメリットが大きければ、双方を天秤にかけてメリットのほうに大きく傾くはずだと思います。

手間をかけて自力で修理して、そのあげくに失敗してしまうかもしれないリスクを抱えるより、業者を手配してしっかり直してもらい、その対価を支払った方がはるかにコストパフォーマンスが良いでしょう。

費用が気になる方は、複数の業者に現場を見てもらって、「相見積もり」を比較することで、料金の安い業者を見つけることができます。
ただし水回りの業者の中には、いわゆる「悪質業者」も存在します。
そのような業者はえてして安すぎる金額を提示していますので、相見積もりを比較して、飛び抜けて安い金額の見積もりを出してきた業者には注意してください。

トイレのつまりの原因と解消法

トイレつまりは高圧洗浄機は必須?

本記事前半で、トイレつまりを解消する道具として「高圧洗浄機」を紹介しました。

高圧洗浄機はトイレつまりの解消に必須でしょうか?

高圧洗浄機を使わないで済むケースはある

高圧洗浄機以外にもいくつかの道具も紹介しましたので、高圧洗浄機がなくてもそれらでトイレつまりを解消できることはあります。

軽度のつまりや、つまりかけているというぐらいの状態なら、わざわざ高圧洗浄機を買いに行ったりする必要はないでしょう。別の道具でも十分、トイレのつまりを解消できます。

むしろ高圧洗浄機を使うと状況が悪化させてしまうリスクもありますので、先に別の道具でつまりを解消できないか確認したほうが無難です。

配管の奥のつまりは高圧洗浄機が必要になるケースが多い

トイレつまりで高圧洗浄機が活躍するのは、「排水管の奥でつまりが発生している」というシーンです。

そのような場合は、他の道具でトイレつまりを解消することは難しいでしょう。高圧洗浄機を使えば、解消のめどを立てられるかもしれません。

高圧洗浄機に配管洗浄用のパーツを装着すれば、配管の奥までどんどん進めて、目標となるつまりの原因に到達したら、高圧噴射した水でつまりを粉砕することで、トイレのつまりを解消できるでしょう。

配管洗浄用パーツは、きちんとメンテナンスしておけば、トイレだけでなく他の排水管にも使えます。高圧洗浄機を買うなら、パーツもぜひ一緒にそろえておいてください。

高圧洗浄機はプロが使うような業務用のものだと何十万円もしますが、最近では家庭用の低水圧の高圧洗浄機も1~2万円くらいで出回っており、比較的廉価で購入できるでしょう。

また、高圧洗浄機はパーツを付け替えれば、マイカーや住宅の外壁を洗浄する際にも大活躍します。1台持っておけば、さまざまな場面で役に立つはずです。

高圧洗浄機の威力については、メーカーのホームページをチェックしてください。YouTube動画などもたくさん公開されていますので、高圧の水の洗浄力を確認してみてください。

高圧洗浄機の購入費用と業者の依頼費用を比較すると?

さて、高圧洗浄機を1~2万円で買えるとなると、高圧洗浄機を買って自力でトイレつまりを解消するのと、業者を手配して有料でトイレを修理してもらうのと、どちらのほうが安く上がるか、という疑問が浮かんでくるかもしれません。

高圧洗浄機の価格と業者の料金の比較

では、実際に高圧洗浄機の価格(配管洗浄用パーツ込み)と、トイレの修理業者の料金を比較してみましょう。

高圧洗浄機の購入費用:1~2万円
修理業者の依頼料:1~3万円

つまり、ほとんど変わらないと言えます。

ただし、業者の料金は、作業内容によって変動しますので、安ければ1万円未満で済みますが、作業が複雑になると数万円かかることもあります。

自力での修理はデメリットも多い

上記のように、厳密に比較すると高圧洗浄機を買ったほうが若干安いですし、先ほども書いたように、高圧洗浄機は他の洗浄作業でも活躍させられるので、こちらのほうがメリットは大きいと言えるかもしれません。

ただ、わざわざ高圧洗浄機を買うということは、やはり「自力で修理する」ということになりますから、最前から解説しているように、「苦労して修理しても、もしかしたら失敗する可能性もある」というリスクからは逃れられません。

かかる金額だけで判断するのではなく、やはり結果を踏まえた「費用対効果」についても、十分に考慮してほしいと思います。

高圧洗浄機で自動車の洗浄を行う際には、少し注意が必要です。
というのも、水圧が高すぎると自動車の車体がへこんでしまう可能性があるのです。
水圧が強すぎないように作業には注意しましょう。

トイレのつまりの原因と解消法

トイレつまりは業者に
直してもらうべき

ここまで、トイレつまりを自力で修理するのと、専門の業者を手配して修理してもらうのとどちらがいいかということについて、解説してきました。

どちらを選ぶかは、本記事をお読みになっている方次第ですが、少なくとも、自力で修理を試みて、ちょっとこれは解消できなさそうだなと感じたら、迷うことなく業者に相談してほしいと思います。

業者に直してもらうべき理由

トイレつまりを業者に直してもらったほうがいい理由は「状況が悪化するのを回避できる」からです。

素人の方がトイレつまりを自力で直そうとして、あまり適切ではない方法でつまりを解消しようとすると、つまりを解消できないばかりか、便器や排水管を傷つけてしまうこともあります。最悪の場合、それによって水漏れを起こして被害を余計に拡大してしまうことも珍しくありません。

被害が拡大してしまってから改めて業者に修理を依頼すると、修理費用はその拡大した分だけ高額になってしまいます。

最初から業者を呼んで修理を依頼していれば、余計な被害拡大も起こらず、通常の修理代金しかかからないので、メリットが大きいことになります。

水回りの修理というものは、自力でも比較的簡単に直せるケースと、素人ではちょっと難しいケースがあります。後者の場合、素人が余計なことをしてしまったために被害が拡大してしまい、さまざまなデメリットにつながってしまうことも多いのです。

水回りの修理に詳しく、必要な道具もちゃんと揃っているというほどの方なら、くろうと裸足の腕前があり、自力でつまりを解消することもできるかもしれませんが、そうでない場合は、プロフェッショナルである業者の力を借りてトイレのつまりを解消してもらいましょう。

業者に直してもらうことによるメリット

メリット

業者を手配してトイレつまりを直してもらうメリットを、もう一度整理してみましょう。

メリット ①
すぐに原因をつきとめて適切な処置を行うことができる

修理業者は水回りのプロですから、トイレがつまっている原因をすぐにつきとめることができます。また原因に応じた適切な対処を講じて、確実につまりを解消できます。

トイレのつまり解消においては、つまりの原因が何かということを調べるのが重要です。原因を正確に特定し、その原因に対して最適な方法をとることでスムーズにつまりを解消できるのです。

水回りに関して素人の方にとっては、トイレつまりの原因を正確につきとめるのは難しいかもしれませんが、水回りのプロである修理業者は、速やかにトイレつまりの原因を特定でき、最適な手法で迅速にトイレつまりを解消してくれるでしょう。

メリット ②
住人は手間がかからない

水回りのプロである業者にトイレつまりの修理を任せれば、住人は何の手間もかかりません。

自力でトイレつまりを解消するには、ほとんど半日がかりの作業の手間がかかります。場合によっては貴重な休日を使ってしまいかねません。

業者に依頼するなら、最小限の手間で、時間がかかる修理作業をすべて業者に任せられます。つまり、ほとんど手間をかけずにトイレのつまりを解消できるのです。

メリット ③
業務用の機材を使用してつまりをしっかりと解消できる

水回りのプロである修理業者は、トイレつまりの原因に対して効果的な業務用の機材や薬剤を使用してトイレつまりを解消してくれます。

市販されている機材や薬剤では、重度のトイレつまりはなかなか解消できないでしょう。

業者に依頼すれば、個人では買えないような高額の業務用機材や専門的な薬剤を使用して、確実にトイレつまりを解消してくれます。当分の間はトイレつまりに悩まされることはなくなるはずです。

メリット ④
再発防止のためのアドバイスを受けられる

水回りのプロである修理業者は、「トイレつまりが再発することを防ぐアドバイス」もしてくれます。

トイレつまりが再発してしまうリスクを軽減できるので、頻繁に業者を呼ぶようなことは起こらないでしょう。

メリット ⑤
道具を購入しなくて済む

水回りのプロである業者に依頼すれば、トイレつまりを解消する道具は一切購入しなくて済みます。

ラバーカップやワイヤークリーナーは数千円ほどしかしないと思いますが、それでも買わずに済ませられるのならそれに越したことはありません。わざわざホームセンターなどに買いに行ったり、ネットで注文したりするのも手間です。

修理業者に依頼すれば、そういった道具を揃える必要がないので、最小限の手間とコストだけでトイレつまりを解消できるでしょう。

メリット ⑥
いざというときに頼りになる業者に出会える

水回りのプロである業者に依頼して、その作業ぶりを見て優良業者であることがわかれば、今後はその業者をいざというときに頼ることができるでしょう。

水回りのトラブルはトイレのつまりだけに限りません。さまざまな水回り設備の水漏れなど、生活していく上でさまざまなトラブルが発生することがあります。

そんなトラブルの多くは緊急性をともなっています。というのも、水が止まらないとか漏れ続けているという状況は、一刻も早く解消しなければならないからです。

もし水回りの業者を一度も手配したことがなく、悪徳業者にひっかからないように優良業者を探すとなると、ホームページや口コミ業者をチェックしたり、複数の業者から相見積もりを取り寄せたりなどしなければなりませんが、緊急事態下でそのようなことを悠長にやっている余裕はないと思います。

そんなとき、今回トイレつまりの修理を依頼した業者が優良であることがわかっていれば、すぐに電話して相談できるのです。

緊急性の高い修理案件が発生したときのために業者を覚えておき、その業者にまた修理を依頼することができれば、慌てずに業者を手配できるでしょう。

業者にトイレつまりを直してもらう際の費用相場

トイレのつまりを業者に直してもらう際の料金は1万円~3万円ほどが相場です。

実際にかかる費用は、現場の状況を確認して見積もりをしてもらわないとわかりませんが、大きな故障などが発見されなければ、おおむね近い金額になるはずです。

高圧洗浄機と周辺機器の価格もちょうどそれを同じくらいですから、もし高圧洗浄機を使いこなす予定がなければ、無用の長物の機械を買うよりも、コスパの点でメリットが大きいことになります。

なお、1万円~3万円より大幅に安すぎたり高すぎたりするような見積もりを提示してきたら、現場で別の故障箇所を見つけてそれを修理する費用を加算したのではないかぎり、その業者は悪質業者である可能性があります。見積もりの金額はよくチェックしてください。

業者が修理にかかる時間は、被害状況や必要な修理作業によって異なりますが、最低でも数時間はかかるでしょう。
それを念頭に置いて修理業者を手配すると、在宅していなければならないスケジュールのめどをあらかじめつけておくことができます。

トイレのつまりの原因と解消法

トイレつまりを直してもらうべき
業者の選び方

トイレのつまりは業者に修理してもらうのがおすすめだということを書きました。

ただし、依頼するのは、技術とノウハウを併せ持った優良な業者でなければなりません。

普通の方にとっては、業者の名前を見ただけでは、優良業者かどうかを判断することはできないと思います。

悪質業者に引っかかってしまうと、まともにトイレのつまりを直してもらえないかもしれませんし、それどころか法外な料金を支払わされる羽目に陥るかもしれません。

そこで、トイレつまりの修理を依頼すべき優れた業者の選び方を解説します。

急ぎでなければ相見積もりを実施する

トイレのつまりがまだ致命的な状態に陥っていなければ、「相見積もり」をとることをおすすめします。

相見積もりとは?

「相見積もり」とは、同じ案件(今回であればトイレのつまりを直してもらう)について、複数の業者に見積もりを依頼して、揃った見積もりを比較して依頼先を決めるという方法です。

業者が行う修理作業などにおいては、正式に契約して作業を開始する前に、必ず見積もりを出します。それに納得できなければ契約せず、したがって作業をしてもらわないことになります。

相見積もりをとることによって、この案件における各業者の対応を比較することができます。依頼者にとって最もメリットの大きな業者に修理を依頼すればいいのです。

相見積もりのメリット

相見積もりのメリットは、まず「費用面で比較できる」ということです。

こうした修理においては、具体的にいくらかかるのかということは、実際に作業現場を見てもらい、どんな作業内容が必要かを確認しないと、業者の担当者も正確な金額を提示できません。

見積もりを依頼すると、まず作業現場を見せてくださいという話になり、その後、具体的な費用が明記された見積もりが出てきます。それを複数の業者に依頼すれば、各社がいくらで修理してくれるのかを正確に比較することができるので、少しでも安い費用で修理してくれる業者を選定できます。

また、これに関連して「悪質業者を見極めることができる」というメリットもあります。

悪質業者の手口として有名なのは、「最初は低い金額の見積もりを出しておき、あとで追加料金等の名目で高額な費用を請求する」というものがあります。もちろん、「最初から相場より高額な費用をふっかける」という悪徳業者もあります。

複数の業者で見積もりを出してもらえば、「真っ当な業者がつける平均的な金額」というものが見えてきます。

たとえば「A社:1万円」「B社:9,000円」「C社:3,000円」という見積もりが並べば、明らかにC社は安すぎることがわかります。また「D社:5万円」という見積もりがあれば、それは法外な料金だということもわかるわけです。

見積もりをもらう過程では、業者の担当者と電話や対面で話す機会があります。担当者が客に対してどんな応対をするかということから、その業者の姿勢、ひいては作業の品質も推し量れるでしょう。

このように、相見積もりにはさまざまなメリットがありますので、金額に納得がいき、最も好感の持てた業者を選定し、満足度の高い仕事をしてもらいましょう。

相見積もりは3社くらいに抑える

相見積もりは、できれば3社程度に絞って依頼したほうがいいでしょう。

できるだけ多くの業者の見積もりを入手したほうが、その案件における修理費用の相場を見きわめやすくなるのですが、業者数が多くなると、見積もりを出してもらうためにいちいと現場を見てもらったり、電話連絡なども多くなるので、煩雑になり、全社の見積もりが揃うまでに時間がかかりすぎてしまいます。

まだ致命的な状態ではなくても、トイレつまりが起こっているのはすでに生活に不便が出ている状況ですから、少しでも早く修理に入ってもらいたいところです。

そのためには、相見積もりを依頼する業者は3社くらいに抑えておいた方が、メリットのバランスを整えることができると思います。

ネット上の情報も参考にする

相見積もりを依頼する業者を3社に絞るには、「ネット上の情報」を参考にすることになると思いますが、どのようなことを比較すればいいでしょうか。

業者のホームページ

業者を選定するためには、まず「業者のホームページ」をチェックしましょう。

ホームページで見るべきポイントはいくつかあります。

たとえば、よく「創業年数」が何年か書いていますので、これも業者のレベルを見きわめる判断材料になります。

創業年数が古いということは、修理業者として長年やってきた経験があるということになりますから、多くの顧客に信頼されている業者だということになります。

今までこなしてきた依頼も相当するあることが想像できるので、それに応じた技術やノウハウも蓄積した、技術力の伴った業者と考えられます。

また、「料金表」をホームページに掲載している業者もあると思います。

上記したように、具体的な費用は見積もりを見てみないとわかりませんが、料金表はある程度の目安になり、会計が明朗であると期待できます。

あとは「何分で来てくれるか?」ということもホームページでチェックしたい項目です。

つまりの状態が致命的で、急いで修理してもらいたい場合には、少しでも早く来てくれるところが有力候補になります。

たとえば「電話から最短30分で」といった謳い文句があれば、スピーディに対応してくれることを期待できます。

「実績」や「従業員数」など、業者の品質や技術レベルにつながりそうな情報は少しでも多く収集して、総合的に業者の品質を判断してください。

口コミサイト

「口コミサイト」も有力な情報源になります。

そのようなサイトには、業者を利用した顧客のコメントが記載されているので、それを読めばある程度業者について知ることができます。

顧客のコメントは業者のホームページにも掲載されているかもしれませんが、普通、自社のホームページに悪口コメントは掲載しないはずですので、良いことも悪いことも書いてある口コミサイトの情報は本音ベースで参考になるはずです。

ただ、口コミの中にはウソの感想や、誇大な表現であまり当てにならないようなコメントもありますので、すべてを鵜呑みにはせず、あくまでも判断材料のひとつと割り切ってください。他の判断材料も加味しつつ、評判の良さそうな業者を選定しましょう。

見積もりの内容や担当者の応対品質も見ておく

業者からの見積もりを評価する際には、そこに記載されている合計金額だけを見るのではなく、個々の作業内容にも注目してください。また見積もりを提出してくれた担当者の応対品質も参考になります。

見積もりの内容は具体的であるのが望ましい

同じ案件であっても、見積もりの内容は業者によって結構異なることが多いです。

悪質業者はえてしていい加減であることが多く、見積もりの内容もシンプル過ぎて、何を聞けばいいのかわからないようなことしか書いていません。

きちんとした業者は、どの作業や材料にいくらの費用が発生しているのかを、細かく記載しています。

こうした観点で相見積もりを比較すれば、どの業者が信頼でき、技術レベルも高そうなのかということを簡単に把握できるでしょう。

ちなみに、悪質業者はそもそも見積もりを出さずにすぐに契約してほしいと迫ってきたたり、頼んでも見積もりの内容を見せてくれなかったりするケースが多いので、そのような業者には注意してください。

見積もりの内容で不明な点があれば質問しておく

見積もりの内容をチェックしろと言われても、専門的なことが書いてあるので、素人にはわからないと思うかもしれません。

しかし、せっかくの見積もりを無視して契約してしまうと、後で後悔することになりかねません。本当にあれで良かったのかと作業中も不安になってしまうでしょう。

そうしたことを避けるために、見積もりの内容を見て気になることやよくわからないことがあったら、正直に業者に質問してみましょう。

ちゃんとした業者なら、依頼人からの質問を無碍に扱うようなことはありません。ひとつひとつ丁寧に回答してくれるはずです。

その回答の仕方や内容によって業者の技術レベルや品質もある程度推測できるでしょう。不明なことをしっかり解消して契約すれば、後で後悔するようなことにはならないはずです。

優れた業者なら担当者の応対品質も良いはず

見積もりの内容だけでなく、見積もりを出した担当者「品質」も見きわめておきましょう。

ちゃんとした業者は従業員の教育にも力を入れているはずです。そのような会社でレベルアップしてきた従業員なら、顧客との応対の質も良いでしょう。

もちろん、ちょっとぶっきらぼうな職人気質の担当者も中にはいますので、担当者の態度だけで作業のクオリティが正確にわからないこともありますが、一般論で言えば、優良業者ほど従業員の質も高いはずと言えます。

「安かろう悪かろう」が当てはまらないケースもあります。
大手の業者に対抗するために安さと技術で勝負している業者もいるからです。
必ずしもTVコマーシャルなどで有名な業者のほうが優れているとは限りません。

トイレのつまりの原因と解消法

【まとめ】トイレのつまりは
業者に解消してもらおう

トイレのつまりは日常生活を脅かすものですから、速やかに解消する必要があります。

自力でも直せないわけではありませんが、道具をそろえる必要もあり、修理そのものにも手間がかかります。また素人には対処が難しいケースも少なくありません。

トイレの問題は、結論としては水回りの修理業者に依頼するのが最も良い解決方法です。ネットで情報を集め、相見積もりを依頼することで、信頼性と技術力に秀でた優良業者に出会ってほしいと思います。

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